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10 YEARS@Zepp Tokyo(4/19, 20)

060421_10years

left to right:
Lewis Cosby-Bass
Matt Wantland-Guitars
Jesse Hasek-Vocals
Brian Vodinh-Drums
Ryan “TATER” Johnson-Guitars

KoЯnのJapan Tour(東京だけの3日間)のオープニングアクトを務めたのは10 YEARS(注:"Wasteland"が流れます)。
日本ではまだデビューしていない新人ですが、本国では昨年8月にThe Autumn Effectでメジャーデビューし、シングル"Wasteland"がModern Rock Chartで1位を獲得するなど、人気が上り調子のバンド。

KoЯnのSee You On The Other Side Tour(1st Leg)でMudvayneと共にオープニングアクトに決まった頃から「もしかしたら彼らかMudvayneが日本にも来るかも」という単純な理由で注目していたら、思ったとおりKoЯnと一緒に来日決定。Summer Sonic 06にも出演が決まっていた彼らでしたが、まずはKoЯnのオープニングアクトでいち早くライヴを見ることが出来ました。

輸入盤は流通してるとはいえ、日本のレーベルからはまだリリースされていないThe Autumn Effect。
だから日本での知名度は当然低いです。
今回のKoЯnのオープニングアクトでの来日が彼らにとっての日本デビューとなりました。

彼ら自身この地を訪れるのは初めてだっただろうし、日本人にどれだけ受け入れられているかもわからないだろうから(私だって日本にいながら全然わかんない)、初日は観客の反応を確認しつつの演奏だったかもしれませんね。

19日はオープニングアクトが2組あり、彼らの出番は2番め。直前に出演が決まった最初のバンド(acid android)は、申し訳ないけどこの場に出てくるのはかなり無理があったような気がします。彼らを観に来た人もいたようだけど拍手もまばらで、場内の空気はかなり冷めていました。

そんなのもあって2番目の10 YEARSには期待と不安の念がいりまじり。最初のバンドは国内のバンドとはいえ知ってる人は知っている程度の存在感。たった30分間だったとしても、メインアクトの登場を待ち望んでいる客にしてみれば長く感じる。次に10 YEARSが演奏するためにはセットを組みなおさなくちゃいけない(ドラムセットは1から組み立てて大変そうだった)から準備時間も長く、サウンドチェック込みで30分弱くらい待たされた。場内にいるのは私のように10 YEARSも楽しみにしているKoЯnファンだけではないから、大半は多分待ちくたびれている状態で彼らのパフォーマンスを観ることになる。彼らのサウンドはKoЯnサウンドとは違うものだし、そんな状況でどれだけ自分達の存在をアピールできるんだろう?

20時過ぎてようやく彼らがステージに姿を現した時の観客の反応は…思っていたよりも歓迎ムード高し。
1曲目"Half Life"から最後の"Wasteland"まで全7曲、今までずっとKoЯnのサポートを務めてきたという自信が感じられる安定した演奏を披露してくれました。

彼ら、こんなこと言っちゃ失礼なんだけど、音楽とメンバーのルックスの雰囲気に若干ギャップがあります。いえ、ヴォーカルのJesseはわかるんだけどそれ以外の人は今にも暴れだしそうな雰囲気、というのが見た目の最初の印象でした(笑)。だからどんなライヴなんだろう?と予測がつかなかったのですが、やはりただ淡々と演奏してるというものではありませんでした。

ステージ上には鶏冠みたいにとんがってる頭のギタリスト、ドレッド頭になんか巻きつけてるヴォーカリスト、ひたすら力強くドラムを叩いているドラマー、背の高いベーシスト、やたら跳んでるギタリスト、が左から右に並んでました。ステージ後方は既にKoЯnのためにセットされていて幕で覆われており、幕の前方でしか演奏できなかったためステージが非常に狭そうでした。

演奏が始まったら、ヴォーカルのJesseを挟むようにして立っている2人のギタリストとベーシストが曲の雰囲気に関わらず(笑)飛び跳ねたり拳を振り上げたりして、観客を乗せようと始終動き回っていました。顔も常ににこやかで、一見恐そうだけど気のいいにいちゃん達じゃないか、とかなり好印象。
ヴォーカルのJesseは黒い服に身を包んで1人だけ違った雰囲気を漂わせていました。彼は普段通りの実力を発揮していたようで、ハイトーンで歌い上げるところは気持ちいいくらい声が伸びていました。"The Autumn Effect"の時は「動」の部分も担当していて?機材の上に立ってしばらく歌っていた後、曲の開始から1:22~1:23の間あたりの所で下に飛び降り、その後何事もなかったかのように歌い続けるのでした。あまり必要性を感じないパフォーマンスだったけど(笑)。JesseはメインアクトのKoЯnに対して敬意を払うようなMCも何度か入れていました。「次はいよいよKoЯnだよ、準備はできてるかい?」みたいな感じで観客を煽りつつ、自分達のステージも盛り上げていました。USツアーではずっとこんな感じだったんだろうな。

セットリストは以下のとおり
(自分の記憶では。18日はちょっと違ったらしいけど→Grind House Blog参照)
1.Half Life
2.Paralyzing Kings
3.Fault Line
4.Empires
5.The Autumn Effect
6.At A Loss(?)
7.Wasteland
(19日と20日は同じ構成でした。6曲めは両日同じだったと思うけど自信なし。)

セットリストはやや印象が強めのステージ受けする曲が中心。聴いたことがなかった6曲めはおそらく自主制作盤の中に入っていた曲だと思うけれど、これがまた現在入手不可能なのでちゃんと確認できず。
個人的には、18日に演奏したと書かれていた"Through the Iris"も聴きたかった。

20日は3日めということもあり、19日よりもよりこなれた感じになってきて、観客との一体感が出てきてました。
おそらく3日続けて参戦したKoЯnファンも多かっただろうから、そういう人たちの支持を得たんじゃないかと思います。これでファンが一気に増えたのならいいんだけど。
The Autumn Effectの日本盤がリリースされることも決まっているらしいし、4ヶ月後にはSummer Sonic 06に出るためにまた戻ってくるしで、日本でますます注目されそうな彼ら。

8月にサマソニでまた会いましょう!

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