2024/05/12

続・村林ビル

以前、江東区佐賀の村林ビルについて記事を書いていました。

村林ビル

2020年6月5日だから私が休職していた頃の記事です。

当時世の中はコロナ禍。
それも一段落しているから、なんか一昔前のことみたいです。
ふと思い出して調べたこのビル、解体されて別のビルになっていました。

今日、たまたま近くを通りかかったので、久しぶりに行ってみることにしました。

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こんな看板が置かれていました。

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説明のところをちょっと拡大してみます。

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村林ビルのあった場所
隅田川東岸のこの辺りは、かつて渋沢栄一や三野村利左衛門、奥三郎兵衛など近代日本の経済界をリードした人物が居住し、事業の拠点としていました。この場所に拠点を構えていた村林榮助は、1847年(弘化4)に伊勢国松阪町の魚商の家に誕生しました。明治に入って東京へ出て、川区亀住町(現江東区深川)に居を構えていた同郷の豪商、小津与右衛門の店に奉公します。その後、小津店では総支配人まで出世した後、1899年(明治32)に独立し、雑穀と肥料を扱う村林商店を設立しました。
かつてこの場所にあった村林ビルは、昭和初年に建てられたものです。設計者は、旧多摩聖蹟記念館(多摩市指定文化財)などを設計した関根要太郎で、正面玄関の上部には、植物をあしらったテラコッタが装飾され、中央には村林家の商号である籠目模様のマークが付けられていました(写真参照)。

(この継承看板は、江東区都市景観専門委員会の助言を受け、設置したものです。)

 

村林ビルが存在した記録が残っていて嬉しかったので、残しておきますネ。

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2024/03/09

2019-1-17 SMKC Living the Dream Tour参戦記録

3月4日、5日はSlash featuring Myles Kennedy and the Conspiratorsの来日公演に行ってきました。
5年ぶりの来日で、前回の公演は2019年1月17日です。
ブログにも何か書いてるかなって思ったんですが、まさかの「書いてない」でした。
あんなにテンション上がってたのに?

つまりTwitter任せにしていた頃でした。なのでそっちから拾ってみました。

2019年1月10日
SMKCがもうすぐ日本にやってきますね!東京公演は一週間後です。マスク、うがい&手洗いで健康に気をつけて臨みたいと思います。(私の健康維持はほぼライヴのためですよw)

最近のシンガポール公演のセットリストが昨年のツアー時と少しだけ違ってて参考になります。Slashがソロアルバムの曲だけでセットリスト組める的発言をされていた通りに他バンド時代の曲の演奏は少なくなってますね。

2019年1月11日
今さら気づきました。オープニングアクトありなんですね!しかも開場中の18:30~の出演というのは…

サポートアクトという表現か…

2019年1月16日
今から明日が気がかりでならない。こんな寒くて新木場の外待ちに耐えられるんだろうか…

マイルス・ケネディとマイルズ・ケネディ、どっちの読み方が正しいかでずっと揺れてる私。私が何故彼を極力カタカナで書かないか、それは日本語では表示不可能だと思っているからです。彼が自ら名乗っている音はマイルスに近いと思いますが、ネットなどで調べると発音記号はZなんですよ。

だからスとズの中間なんじゃないの?と勝手に解釈。私は「ス」派です。

2019年1月17日
新木場向かってます。現在まだ有楽町線内…

なんか緊張してる。いつになく、とある理由で緊張してる。

待機中…上着脱いでるのでさむいです。
今日はMyles Kennedy Tです。でもストール巻いて隠れてます。

最前列確保成功(^_^)

実はこれ以上前がない番号が当たりまして。人生初。でも会場入りしたら既に数名いらっしゃいました。関係者なのでしょうね。

最高に楽しかった!ありがとうございます(^^)

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2019年1月18日
今日のSMKCは最前列の快適さと辛さを両方味わいました。始まってすぐ後ろの男性がぐいぐい押して割り込みいつの間にか隣に。で、写真ばっか撮ってる。それで立ってるのも大変でしたが、Mylesが途中、重圧で苦しそうにしてる人達を気遣ってくれたので、もうそれだけで頑張れました。

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(今回は私も人のことは言えませんが)やっぱりライヴは写真撮りに来るとこじゃない。記念としていくつかは許せるけど。ライヴが気になり撮影に集中できなかったせいか悪いと思った気後れか、ほとんど失敗してました。反省を踏まえて、使える写真だけ公開しました。

ライヴの興奮冷めやらず、全然眠くないです(@_@)
至近距離にMylesという天国状態を味わったせいかも。
何度も目が合ったし(絶対気のせいじゃない)、それにライヴ中に手にタッチしてくれたんです!もう、一生手を洗わない!!(無理ですけど)

サポートアクトのH.E.R.O.は初めて聴いたのですが、いい感触でした。(そうか、DIZZY MIZZ LIZZYと同じデンマークか。)予習していけばよかったと後悔。これから聴こうと思います。バンドはヴォーカル、ギター、ドラムの3人なんですね。ベースの方はツアーメンバーなのかしら。

そういえば今日SMKCが始まる前に流れていたBGMのDragon Attackはサンプリングっぽかったのですが誰の曲だったんでしょう?(オリジナルはもちろんQueenです。)

おはようございます。結果的に2時間くらいしか寝てませんがスッキリといい朝を迎えています。私、今回のライヴでスマホの機種変更を決意しました。まもなく2年なので何にしようと思っていたところでこれも何かの縁。サイズ感は気に入らないけどA社のアレにします。

あ、間違えないで下さい。ライヴ撮影したいからじゃないですw 対応してるケースがたくさんあるし、Apple IDもあるし、操作自体は知っているのですぐに使えるからです。

で。改めて考えたらおサイフケータイ問題が残っていた。何ができて何ができないか、もう少し調べてからにしないとね。

よく考えたらMylesには冬しか会っていないのです。(フェスで来日の時を逃してるからなぁ…)2014年のAlter Bridgeは2月、2015年のSMKCは2月、そして今回1月。今度は暖かい時期にAlter Bridgeかソロツアーでお目にかかりたいです。

2019年1月19日
ライヴが終わり、着ていったTシャツを洗濯している時に、楽しかったあの日の思い出が蘇ると共に少し悲しい感覚に襲われるのは多分皆さんそうですよね??思い出が消えるわけじゃないのに洗濯したくないって思っちゃう。ちなみに私は手洗い派です。

当日のセットリスト(setlist.fmより引用)

 

つまり…2019年も寒かったのですよ。今年も寒かったです。先日の来日公演については明日にでもまとめます。

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2024/01/23

2024年はどんな年?

もう少しちゃんと書くといったきり20日以上過ぎてしまった今年の初投稿です。

1月は1年の始まりの月で、これからやってくる毎日(365日)をいかに心地よく過ごせるか、なんて想像するわけですが、なぜかあっという間に年始が過ぎ、仕事始めがやってきて、気づくと成人の日も終わっています。これは毎年です。なんで、なんで毎年何も変わらず気づくと半月終わっているのでしょうか。

そう感じるということは、1日1日が平坦に感じているか、何が起きたか忘れてしまったかのどちらかかもしれません。
決して何もないわけでも、何もしていないわけでもないので。

そう考えてみると、今日も何もなかったなと思う気持ちは、肯定なのか否定なのか。
何もないと感じるくらい「安定」しているほうが幸せな気がするのですが、物足りなさもあるのでしょう。
不思議な感覚です。

 

さて、今年は正月からちょっと痛い目に遭いました。

会うのが久しぶりの友人と妹と3人で1月3日に顔を合わせて食事をしたのですが、おそらくその時の食事が元で翌日の夜から嘔吐を伴う胃腸炎に襲われました。最初は自分だけの症状だと思っていたのです。後で3人が同じ時期に似たような症状で苦しんでいたことを知り、食事が原因だったとわかりました。病院に行った友人は感染性胃腸炎と言われたらしいです。ノロとかだったんですかね・・・。汚い話だけど吐いても吐いても良くならず、横になっても眠れないし、本当に悪夢のようでした。5日の朝までには悪いものは出し切ったのか、徐々に回復してはいきましたけど、本当に辛かったです。

食にはもともとこだわりはないけれど、こんなのがあると食べるのが怖いですね。
何を食べたら当たらないのか、調子が悪くならないのかと、考えてもしょうがないことを考え、食べることが憂鬱になりました。

新年早々こんな体験もした今年は「当たり年」かもしれません。いろんな意味でね。

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2023/12/31

2023年さようなら

気づいたら1年終わっていました。

ものすごく早く過ぎ去ってしまったアニバーサリーイヤーでした。

来年は(も)いい年になるといいです。いえ、いい年にしたいです。

 

皆様、良いお年をお迎えください。

来年はもう少しちゃんと書きます。

(今年は途中から少しサボりました。どうかお許しを・・・)

それではまた。

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2023/12/23

恵子さんと私

今年の7月に埼玉県川口市で開催された「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」にて上映された短編映画です。友人の初監督作品です。
7月に書いていたのに下書きに入ったままになっていたので改めてアップします。

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恵子さんと私

監督:山本裕里子
出演:漆畑みなみ、みやべほの、上村愛香、稲葉祐子
2023年 / 日本 / 23分

【あらすじ】
時代は感染症の蔓延で体の接触を禁じられた近未来。ヒト型AIの利用が一般化し、小山家で家事や娘・愛理の教育を担っているのは「野上恵子」さん。その恵子さんは最近作業ミスが増え、体の動きにも衰えが見え始めた。母親の理子はそろそろ替え時と思い新型にバージョンアップしようとするが、愛理がそれに反発する。

【感想】
視点が面白い。
友人の初監督作品というのを取り除いても多分興味を持ったと思います。

ヒト型AIの登場は現実にもありえそう。バージョンアップをしないと使い続けられない機器もいまの世の中にはたくさん存在するから。そうやって進歩した技術を買って生きている私たちには、もしかすると現実的な問題かもしれない。ヒト型をしていると、動物の姿をしていると、果たして素直に交換(つまり古い機器を捨てる)ことを選択できるのか。これは映画のテーマではないけれどそんなことも訴える作品であったと思います。

これが現実の世界なら、間接的にしか接することができない人間よりも、近くで寄りそってくれるモノのほうに愛着ならぬ愛情を感じ、親よりも大切な存在になるのはわかる。私も実は両親とあまり話をしてこなかったから、話し方がわからないまま大人になってしまったので。

野上恵子さんというヒト型AI、実にちょうど良い感じでした。上村さんが演じる恵子さんは、若過ぎず年寄り過ぎず、個性的過ぎない優しいお顔、まさに理想の恵子さん。(これ褒め言葉です。)

愛理ちゃんは完璧な新しい恵子さんよりも、自分が子供の頃からいてくれた恵子さんがよかったんだ。ラストシーン、バージョンアップした恵子さんに納得はしてないけど理解はしている。再び恵子さんと愛理ちゃんの生活が始まる。愛理ちゃんに心の成長が見えるエンディングでよかった。

機械のファームウェアならバージョンアップしてしまうのに、モノと割り切れないヒト型AIは躊躇しちゃう。いや、形あるものは全部そうかも。それが生き物の形をしていたらたぶん躊躇する。二度と起動しなくなったら悲しいし。
小さい頃に手に入れたお気に入りのぬいぐるみがどんなにボロボロになっても愛しく手放したくない気持ちに似ている。いや、むしろボロくなっていく過程に自分との思い出があり歴史があるのだから、ずっと付き添ってくれた存在のほうに執着してしまうんじゃない?新しい方がいいなんてそんなに簡単じゃない。子供の頃はこだわりもあって敏感で、大人になれば機能重視で割り切れるのかもしれない。

今、懐かしい音楽を聴いていて、こういう音楽たちにも感情はないけれど、自分が好きでずっと聴いていて、その時何があったかを覚えていると、感情はなくとも寄り添ってくれる存在だったのだなと思う。だから所有することにこだわるんだ。
修理じゃだめなの?バージョンアップしなきゃいけないの?ってね。

恵子さん=ヒトそっくりなんだけどやっぱりモノでしかない、母親=愛着より性能重視、冷静な判断をする大人、愛理ちゃん=生まれた時から一緒の恵子さんに固執する。調子が悪いのも恵子さんの個性と捉えて気にならない。モノには感情がないので、愛着/愛情を感じるのは人間。壊れかけの電化製品をそこがチャームポイントと思って長く使おうとは思わないから、ごめんねって新型機種を買ってしまうのが大人、使わなくなっても長年遊んで愛着がありすぎて捨てられないぬいぐるみみたいな執着を感じるのが子供。こだわる理由は小さい頃からずっと一緒だったから。自分の成長を近くにいて見守ってくれた存在だから。あれ、親だってそのはずなのに、この映画の世界ではそれが許されなかったから、距離感が違うのでしょう。そんな時代に、恵子さんのバージョンアップがきっかけでモニター越しではなく母と直接話し合いの場を設け、人間同士だからこその感情のぶつけ合いができたのもちょっと皮肉。

まとまりのない感想でごめんなさい。いろんなことが浮かんできたのでとりとめなく書いてしまいました。

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